レビュー

【レビュー】冒険へ出かけよう!ドラクエ冒険ノート前編 知識編

2024年11月17日

今回は趣向を変えて、こちらのノートのレビューをしていきたいと思います!

何を隠そうわたしけっこーーーな文具オタクで、ブルスカのほうには手帳とか文具オタ用のアカウントなどを持っておりますが
数年前から「ドラクエ文具」としてステーショナリーの展開が始まったときは

さとうぬ
さとうぬ

ドラクエ…始まったやないか…

などと一人で後方彼女ヅラをしていました。
というわけなのでロフトでドラクエグッズキャラバンが来たときは「買うしかあるまい…」という感じで買ったわけですが

結論から言うと 

でこのノートですが、まあなんというんですか
文具オタから見ても
ちょっと高くないですか〜?という気持ちは否めないです。

いや、文具オタだからこそ言っていきたい。

文具というのはもっと庶民の身近にあってこそだと思っているので
もうちょっと手に取りやすい価格帯のものがよかったんですけどぉ…と思わないでもない。

ただ、実際入手してみたら、正直2000円分の価値は十分あるノートではないかと思います。

いやまあ高いだけだったらまあまだいいんですよ、買う人の自由ですよねって感じなので。

だけどこれ、売ってるときこういう感じでビッッッッッッッッッチリとOPP袋に封入されていて中身がまったく見れないんですよ。

私はロフトで購入したんですが、サンプルなどは置いておらず、
この袋に入った状態のものが平積みされてるだけ。
みたいな感じでした。
一応「中身こんな感じっす〜」という申し訳程度の小さな中身紹介?があったんですが

いや実際パラパラめくってみないと全然わからんよ…
こんなんで「すっごーい!もう全部わかっちゃった買う買う〜!」って人いんのか。
少なくとも私はわからんかったぞ全く。

店舗によってはサンプル出しているところもあるのかも知れませんが、私が見た店舗ではどれも袋に入ってて
中身見せる気なんか1ミリたりとも感じず、この状態で買わせるなどだいぶギャンブル性が高いなと思いながら買ってきたんです。

今のところこの私の記事と、Bazz feedさんのこの記事ぐらいしかノートの中身をレビューしてる記事がないので
ほぼ中身ギャンブル。いいか悪いかより、中身どんなんか知りたいんですよまずは…

この情報不足だけはどげんかせんといかん。

https://www.buzzfeed.com/jp/mihotakagi/loft-boukennote

私はBazz Feedさんと違って金なんかビタイチもらってないので忖度せずにレビューしていきたい。
できる限りねちっこく中身を精査しつつ、私がどのように「高いけど買いです」といった結論にたどり着いたのか解説していきます!

中身レビュー

上の写真でもおわかりいただけるかと思いますが、けっこうしっかりとした作りのA5サイズリングノートです。
お値段は1980円(税込)。
ランチ二回分です。なかなかいいお値段しやがる(私情)

気になる中身について順番に解説していきます。

表紙

表紙は頑丈な厚紙で作られていて、金の箔押しで「冒険ノート」と印刷されています。
この頑丈さ、いい!

例えば立ったままノートにメモするシチュエーションだと、表紙のこの頑丈さ、とても頼もしいです。
このノートはネイビーですが、カラーリングバリエーションとしてメタリックシルバーもあるようです。

金の箔押しがイカす!スライムのエンブレムと飾り枠もいいですね。

飾り枠の四隅の一角がちいさなメダルのデザインになってる!
ゲーム内で「ちいさなメダルをみつけた!」ときの「こんなところに!」といったかくれミッキーを探すようなわくわく感、さりげなく盛り込んできてくれてる。

表紙の裏にはこんな感じで、ファミコン版の懐かしいドット版フィールドマップが全面印刷されています。

これ、実際のゲームで使われてるマップなのか、それともこのノートのために作成された架空のマップなのかは
現在鋭意調査中です。

中表紙にはもちろん冒険の書としての名前と期間を書き込む部分もあります!

この黒背景にメッセージウィンドウだけが浮かんでるページ、冒険の書の選択画面のあのBGMが聞こえてきそう。

ノート部分

ノート部分は4種類のリフィルが使われており、白地→草原→砂漠→海といった順番で綴じられています。

白地にドット方眼

ドットはちゃんとスライムの形で印刷されていてすごくかわいい!
ドット方眼はとても好きなフォーマットなので個人的にめちゃくちゃ嬉しい。

フィールド・草原


フィールドマップ柄のほうも、印刷ではなく紙の色を変えているところが芸が細かい。

フィールド・砂漠

こちらはクラフト紙のような黄色みの強い色の紙に印刷されています。

フィールド・海

こちらは青い紙に印刷されています。ページの端っこに、小さく船が浮かんでいるのがまた
「大海原を征く」といった感じでスケールが大きい!

帆が6枚以上ある船ってけっこう大きいんですけどね、そんな大型船でもこんなにちっぽけに見えてしまうほど、広い広い世界…
見開きで見ると陸地が離れて見えるので更に世界の大きさが感じられます。

リフィル構成にもちゃんと意味がある!

個人的にこの構成すごく気に入っていて、

旅に出た最初の頃は果てしない草原を歩きつづけ、冒険が進み仲間が増え、
砂漠を超えるために馬車を手にいれ、大海に漕ぎ出すために船を手に入れて、冒険の範囲を広げていく…

といったDQ4の旅の過程がリフィルの模様で表現されていてだいぶエモいです。

ノートにいろんなことを書き溜めていくうち、人生という冒険の旅がすこしずつ進んでいってる!と思わせる
まさに「冒険ノート」という名前にふさわしい体験をさりげなく提供してくれてるなぁと思います。

これ作った人、文具のことをわかってる。
ノートでしかできない表現をちゃんと盛り込んでくれてる。すごい。拍手。


わかってる人が作ってくれてありがとう。ありがとうと言わざるを得ない。

さとうぬ
さとうぬ

ノート部分だけで各リフィル22枚づつ、合計88枚(160ページ)の大ボリュームです!

付録

巻末には数種類の付録がついています。
この付録がけっこう豪華!

付録

・切り取り式一筆箋・メッセージカード(4種✗4枚)
・ペーパーポケット2種類
・特製下敷き

こちらもひとつずつご紹介します。

切り取り式の一筆箋・メッセージカード

こちらもドットデザインのモンスターが描かれていて可愛い!

スライム・バブルスライム・ドラキー・スライムつむりの4種類が4ページ分ついております。

ペーパーポケット2種

ポケット状のリフィルが2種類入っています。

細かいメモやシールなどを挟んでおけるポケットリフィル。

スライムが印刷されており、両面に入れることができます。

ただ、ノート部分と同じ厚さの紙なのであまり耐久性はないです
ちょっとしたものを入れておくのがいいかも。

こちらは落ちたりするとまずいものをしっかり入れておくための封筒状ポケットです。

封筒のべろ部分がスライムの形になっててかわいい!
色はメタルスライムを意識した光沢のある灰色です。


なくしたくないものを入れておくために使うのがいいです。

欲を言えば、紙ポケットだけでなくクリアポケットがあったら嬉しかったかも!
この紙のポケット類、持ち歩きで使ってると意外と湿気に弱い…

特製下敷き


スライムデザインの下敷きもついてます!この下敷きがかなり有能で

ノートを閉じてもぴょこんとスライムが出ているので、使っているページがどこかすぐわかる、簡易しおりとしても使える優秀なデザイン!

閉じても開いてもかわいい!

下敷きの右端はスケールになっているのですが、
こんなところまでスライムが…!かわいすぎる。


取り外し可能なので同じサイズの他のリングノートにも流用できそう。とってもかわいい!

そしてしかばねへ・・・

最終ページはこのしかばねが印刷されています。

うーむ。どんなに濃密な冒険をし、たくさんの仲間に囲まれ、歴史に名を残す冒険者でも最後はただのしかばねになる…
といった無情を思わせてくれます。メメント・モリ。

いつかは死ぬからこそ、今この瞬間を精一杯生きたい。

総評

というわけで今回は冒険ノートの中身のご紹介でした。

惜しかった点

①持ち歩きを想定してないデザインなので、机以外で使うのは不向きかも。
②付録は予備を個別購入することができない

リング径大きめのリングノートなので基本的に持ち歩かず机で使うことを前提にデザインされていると思うのですが
やっぱりかわいいから持ち歩きたい!みせびらかしたい!という部分のニーズが満たされてない感じはします。

カバンに入れて持ち歩くと表紙が傷んだり、湿気で紙がふにゃふにゃになる・ポケットに入れてたものが落ちる…
などの懸念あり。
封筒状ポケットも、フタ部分をマスキングテープなどで固定しないといつでもパカパカ開くので、気密性は低いです。

持ち歩き使いしたい人は自分でカバーなり他製品のクリアポケットを装着するなりして外部装備を整える必要はありそう。

あとスライム下敷きはブックマーク性能が高いのと同時に、飛び出てる部分のスライムが削れちゃいそう。
これは利便性とトレードオフなので仕方ないのですが…予備や代わりを入手するためにはもう一冊ノートを買うしかない。

さとうぬ
さとうぬ

下敷きはぜひ別売りしてほしい!

全体的に持ち歩きは推奨しません。屋内・デスクで管理するといった方法で使うのをおすすめします。

個人的採点


私の満足度 ★★★★☆

「ノートに2000円」はたしかにインパクトがある。

でも、このプロダクトデザインと体験ができるノートと思ったら2000円、全く遜色ない値段です。

ノートは冒険だ


不思議なもので、人は「ちょっと高いもの」を買ったときは、その価値に見合うだけの自分で居ようとします。
この冒険ノートに書き込む際にも、きっと「ノートに見合うだけの充実した内容にしなきゃ」と思い、尻込みする人も多いでしょう。

それはちょっとだけ勇気がいることかも知れませんが、その挑戦こそが「冒険」になるのではないか、と私は思います。
「冒険」とは本来、「危険を冒して行うこと、成否が確実でないことをあえて行うこと」を意味するのですから。


本当の冒険の旅に出ることは、忙しい現代人の私達にはなかなか難しいことかも知れません。

でも、2000円のノートを買って、それにふさわしいだけの内容を考えたり、調べたり、書き込むぐらいの「ノートの上の冒険」なら、明日といわず今日からでも始めることができるはずです。

そして私はすべてのページに、素晴らしいこと・意味のある出来事だけを書く必要はないと思っています。
なぜなら、人間の人生の日々には様々な色があり、いいことだけを記録するよりも、もっともっと豊かな記録になると思うからです。

今日は本当になにもできなかった、悲しいことがあった。落ちこんでしまった…と書いてもいい。
今日はこれを調べた、明日はもっといい一日になるように、こうやってみてはどうか?
いつか本当に、知らない世界へ大冒険するときの計画をたてよう。こんな道具を持って、旅の仲間はこの人で、こういう行程で…

こんな小さなことでも、書いて残しておくべきだと思っています。

人生には天気のいい草原を気持ち良い風ふかれながらゆく日も、
カラカラの砂漠を歯を食いしばりながら歩くような過酷な日も、
美しい船に乗って大海原に漕ぎ出すような晴れがましい日もあるのです。

素晴らしい日も無力感で泣けてくる日もまんべんなく去来する。人生の日々はなんとカラフルな色を持っていることか。
それを記録として、ほんの一言のメモだけでもこのノートに書いておけば、それは立派な冒険の足跡となって消えずに残る。

10年後にこのノートを見返したなら、たったそれだけのことでも素晴らしい冒険の1ページだったと懐かしく眩しい気持ちで眺めることになるでしょう。

このノートを使い終わったとき、そこにはあなただけの「ぼうけんの書」が出来上がっている。
そんな体験を与えてくれて、それを保存しておくのにふさわしいルックスもあるこのノートであれば、2000円はまったく遜色はないかと思います。

冒険は続く


次回は後編として、「とはいえこのノートをどのように使ったらいいのか?」をご提案させていただきたいと思います。

なんかかっこいいことを言ったけど「やっぱり2000円ってノートにしてはハードルたけえよw」という気持ちはありますので、どうやったら2000円のノートを後悔なく活用できるか?について具体的に書きます!

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